STマイクロ社製ワンチップデジタルアンプTDA7492Pを使用したデジタルアンプです。
電子工作初心者の方でも、簡単な配線のみで、
好みのケースに組み込んで楽しんでください。
デジタルアンプキットを手掛けて16年!
プロに愛された、こだわりのデジタルアンプを是非お試しください。
こだわりポイントはたくさんあるのですが、
その中でも、違いが明確にわかるポイントを3点あります。
① 内臓オペアンプ用電源の安定化
ワンチップデジタルアンプICにおいて最重要ポイントです。
低飽和三端子レギュレータ(東芝 TA48M033F)からの
安定化電源によって、定位感のあるフラットな特性
を実現しています。
② インダクターの適正化
インダクターの無いデジタルアンプもありますが、
出力ケーブルを長くすると、盛大なノイズが発生します。
また、コンデンサとインダクタで構成するフィルター回路
は、大音量(大出力)では欠かせない回路です。
しかしながら、カタログ上の乗数のみで、部品を選択し
設計してもカタログスペックは出せません。
16年間試行錯誤して、選択したこの部品
村田製作所(旧東光)製インダクターは
大手メーカーからも高評価な部品でした。
低音と高音域で、音質を高めている部品です。
③ 基板による放熱とノイズ対策
PCのマザーボードからヒントを得て、
アンプICの放熱を基板で行う設計にしました。
当初、フルパワー時における心配があったため、
放熱版取付用の穴が加工されていますが、
後日、大口ユーザー様より、必要ないとのことでした。
GND面を両面いっぱいにとって、ICのヒートパッドからの
熱を、基板全面で冷やしています。
また、広いGND面は、外部ノイズ対策にもなっております。
<仕様>
定格入力電圧:DC8V~DC26V DC20V
出力 : 2ch BTL スピーカーインピーダンス8Ω
最大: 25W(1ch当) at DC20V 歪率=10%
推奨 : 歪率=0.1% 10W DC18V 8Ω at 30db
入力インピーダンス : 60KΩ
周波数特性:20Hz~20KHz⇒ ±1db
基板サイズ:97(W)×56(D)×28 23(H)mm
別売品 : ケーブルセット (現在、納期未定です)
① 電源ケーブル ✕1本 (VHR-2N + UL1007 AWG20 赤・黒 L=250㎜ キャップ無)
② 入力ケーブルL側 ✕1本 (XHP-2 + UL1007 AWG24 白・黒 L=250㎜)
③ 入力ケーブルR側 ✕1本 (XHP-2 + UL1007 AWG24 赤・黒 L=250㎜)
④ 出力ケーブルL側 ✕1本 (VHR-2N + UL1007 AWG22 赤・黒 L=250㎜ 白キャップ)
⑤ 出力ケーブルR側 ✕1本 (VHR-2N + UL1007 AWG22 赤・黒 L=250㎜ 赤キャップ)
⑥ 信号用グランドケーブル ✕1本 (R0.5-3 + UL1007 AWG22 緑 L=250㎜)
⑦ 基板用樹脂スペーサー ✕ 4個 (M3 L=10㎜)
⑧ ナベネジ ✕ 4個 (M3 L=5㎜)